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砂の城

5年分の打ち合わせ。1日も、1カ月も、1年もあっという間に過ぎ、5年もあっという間に過ぎる。昨日は、実家リノベーション&アトリエ建築をお願いしていた建築屋さんへ5年ぶりに伺った。実父を送り、実父の住まいと会社を終い、実家のリノベーションを計画し始めた2014年。2度、施工直前に取りやめになった。1度目は、心無い業者に不信感を持ったから。2度目は、心ある職人気質の信頼ある愛情たっぷりの建築屋さんとの家づくりを楽しみにしていたが母の病気で中止となった。この5年、母と猫達との温かな新しい暮らしを夢見て、ゴミ屋敷化した実家を片付け続け、片付いた場所から、また散らかしてしまう家主さんとの格闘。片付け、掃除洗い物が若い頃から苦手だった家主さんでもあるので、この5年は、イタチごっこのようで。家主さんとの関係、健康具合を考慮しながら、何度となく、図面を引き直した。5年経っても、何一つ現実なになっていなかった。そして、会社、umu-wakaも軌道に乗り出したと思ったところで、師匠の病。病の影響で、300枚以上のストールを廃棄することになった。直す努力を半年間、頑張ったがダメだった。結果、新しいアトリエは手狭にもかかわらず、染め場を必要とすることになった。実家リノベーション&アトリエ建設形になる直前で夢の中。ストールブランドも次の展開を前に夢の中。まるで、浜辺に作った砂の城が、形を成し始めたところで、波にさらわれて消えてしまうような。