神聖なお洒落心を思い出す秋

学生時代の文化祭のファッションショーの時の写真。時代を感じる。


9月1日。

昨晩は、めっきり秋の涼しさ。今朝は、空が高く、涼やかな風。

それなのに太陽の光の奥に、夏の暑さが遠くに感じる。


こんな今朝の太陽の光や風、その匂いを嗅ぐと、毎年、大学の夏休み明けを思い出します。

大学へは、電車と地下鉄を乗り継ぎ、新しく開発されたばかりの街の無機質にも感じるような

地下鉄の駅から、スクールバスに乗る。そのスクールバスを待っているバス停での光景を

秋の始まりに、いつも思い出します。


その当時は、DCブランド(デザイナーブランド)が、世の中に始まりだした頃で、

コムディギャルソン、Y's、BIGI、ニコル。新鮮だった。

私の一ヶ月分のアルバイト料、4〜5万円は、いつもそのDCブランドの1着の洋服代で消えていた。

夏のバーゲンが過ぎ、8月には、オーダしておいた秋冬のCollectionが手に入る。

夏休み明けの登校初日には、新作 Collectionのウールのセーターなんぞ着てスクールバスを待った。

昼にはまだ暑くなるのに、夏休み明けのバス停は、スキー靴のようなギャルソンのブーツを履いた

女子や、ウールのジャケットを着た友人がいっぱいいた。

今、思うと、おかしいけれど、そういう時代だった。




写真は文化祭でのファッションショー。自分でデザインして縫った洋服を着てファッションショー。

婦人服の仕立てをしていた母親に、私の宿題の縫製やパターンなんぞを手伝ってもらっていた。

と言うか、宿題を任せていたことが多かった(笑)


なんだか、秋の透明感の空気を吸い込むと、その頃の新鮮なお洒落心を思い出す。

自宅から1時間半をかけてスクールバス乗り場へ。

しかし、Cafe Barなんていう新しい形態のお店がで始めた頃で、山手あたりの

オサレなCafe Barなんぞに惹かれて、学校をサボってアップルタイザーだとかアイスミントティー

なんてもんを飲んだ。





そんな全てが新鮮だったあの頃を思い出す秋の始まり。

改めて、そのなお洒落心に立ち返る。


1ヶ月間、毎日服屋でバイトをして、ほぼ全額、一枚の洋服につぎ込む。

「神聖なお洒落」

神聖なお洒落新興宗教のような時代。

その神聖なお洒落心を思い出し、新鮮な心でストールを染めたいと思う。

ここが初心だと思う。



そういえば、先週、

35年前に、その神聖なお洒落時代に、緊張しながら行ったお洒落なCafe Bar

へ行った。その当時トレンドを引っ張るようなトッポイお兄さん方がいたお店。

ちょっと緊張しながら行ったお店が、まだ存在していることに感動した。



愛だ恋だも新鮮さが必要だよな。なんてつぶやきながら

なんだか、純粋で新鮮だった自分を思い出す。


時には、欲や煩悩が少しずつ混ざってしまうお洒落ってのもあったわね。なんて。

シニアちっくに若い頃を振り返る。


うん。

純粋で神聖で新鮮なお洒落心を思い出す秋の始まりです。



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